FCバルセロナ選手紹介 MF編
こんにちは。引き続き選手紹介をしていきます。前回までの記事を読んで下さっている方、ありがとうございます。まだ読んでいない、という方はどうぞ合わせてお読み下さい。
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FCバルセロナ選手紹介 GK、CB編 - はらをのサッカーブログ
MFは人数が多いですが、バルセロナというクラブを語る上で主役となるポジションですので張り切っていきます。長くなってるのは仕方ない。(開き直るな)
では始めましょう。
4.ラキティッチ
昨季最も重用されたブラック労働者。爽やかイケメンなバルサ愛の塊。どんな試合だろうとメンバーに名を連ね、過労死するのではないかと心配されていた。ラキティッチ砲と呼ばれる素晴らしいミドルシュートを武器とする。攻守両面において貢献度が高い選手だが、シンプルなプレーが多いことからそう見られにくく、ツイッターで#RakiticOutというタグが作られてしまうなど海外クレからの評価は散々。またネイマール召喚の生贄にされかけるなどクラブからの扱いも芳しくない不憫な選手である。
5.ブスケツ
バルサの心臓であり、唯一絶対のピボーテ。彼がいるといないではチームの安定感がガラリと変わる。ビルドアップでの貢献はもちろん、3手先を読む守備で相手のカウンターを封殺し、そこから攻撃の起点ともなる。ただ身体能力に強みがある選手ではないので、広大なスペースを走り回らされた昨季は芳しくない出来だった。失点に絡むミスが増えたのは気がかりだが、ポゼッション主体のチームでは必然的に起こることなので仕方ないとも言える。
8.アルトゥール
グレミオから加入し、一躍バルセロナの希望の星となったブラジル人。そのプレーはあのシャビを彷彿とさせる。アイドルは同じ番号を背負っていたイニエスタらしい。パス成功率が非常に高く、ボールを隠して進む運ぶドリブルも難なくこなす正にバルサ的なプレーヤーであり、虜になった人も多いはず。実は今季オサスナ戦で2年目にしてリーガ初得点を挙げた。加入時には沢山いたブラジリアンが1人減り、2人減り、気付いた時には誰もいなくなってしまったという悲しい話も。
19.アレニャー
バルサの将来を担うカンテラーノの1人。ゴール前への2列目からの飛び出しを武器とする。点を取りたい時に途中出場する場面が多かった。左利きなのだが、逆足でのプレーが少ないのは気がかりな所。中盤では両足でターンできるか否かでプレーの幅が大きく変わるため改善してほしい。それも含め、これからが楽しみな選手である。
21.フレンキーデヨング
CLでの活躍を経て、満を持してアヤックスから加入した今季の補強の目玉の1人。パスだけでなくディフェンスも難なくこなすクオリティの高さを持つ。が、特筆すべきはその推進力であり、中盤の底でも簡単に相手をかわすターンやドリブルの技術がある。身体能力も高く、相手に寄せられても簡単にはボールを失わない。バルサでは適正ポジションを見つけられていないようだがその状態でも出場すれば仕事をする信じられない能力を持つ。将来はブスケツの地位を継いでもらいたいところ。
22.ビダル
バルセロナ唯一の戦士。熱い漢であり、タフな試合には欠かせない選手。バルサらしくない選手であることは確かだが、メッシの守備免除が確定しているチームにとって重要な選手であることは間違いない。この髪型を見慣れてなんとも思わなくなった自分に気付いた方は要注意。チリ代表でも暴れ回っているが、どの局面にも関わろうと走り回る余り、微妙にボールの動きに間に合わなくなるという問題も抱えている。
28.リキプッチ
バルセロナの至宝。カンテラで随一の輝きを見せている。プレシーズンで最も活躍した選手の1人だが、選手層の厚さに阻まれトップ昇格は果たしていない。そのため、今は3部のバルサBで無双している。ちなみにBでの背番号は8。線が細く危なっかしく見えるが、視野の広さと巧みなターン、トラップで相手のタイミングを外し、簡単には当たられない。ただしラモスみたいなのが来たら話は別なので気をつけてほしい。バルセロナの将来を担う選手であることは最早疑いようがない事実である。
MF編は以上で終了です。最後までお読みいただきありがとうございました。